2024年10月4日
洞川龍泉寺
2024年(令和6年)9月14日洞川の「光緑園西清」に泊まりました
この日の目的はアマゴ釣りです私も80歳を超え孫にアマゴ釣りを伝授したいと天川村洞川にでかけたのです さて宿の主人9代目西村清五郎さんとはなしをしました 面白い話を聞きましたので以下要約します
龍泉寺は真言宗醍醐寺派に属し本尊は弥勒菩薩ですが一時(おそらく廃物希釈時)無住の時があったとのことです現主人のおじいさんが京都からお坊さんを連れてきて再興したのだそうです この宿には大きな石の布袋さんが祀ってあり 弥勒と布袋さんは同一であるからこの主人の話は本当のようです
さて龍泉寺は昭和21年の洞川の火災で類焼し昭和35年に再建されていますので本尊の弥勒は新しいと思います(弥勒は手しかのこっていなかったそうです)真言宗に弥勒はあったかなと思い調べました
役行者は630年くらいの人で奈良時代の壬申の乱あたりです(この辺りは観音、釈迦、弥勒が主役)
さて役行者は千日の苦行でまず千手観音、釈迦如来、弥勒菩薩が現れ最後に蔵王権現が現れたと言われています
醍醐寺理源大師聖宝は修験道を再興した人ですので役行者が弥勒菩薩を感得したのであれば龍泉寺本尊が弥勒菩薩であってもよいのかなとおもいました
合掌上本慶舟