2025年6月21日
三浦綾子の『細川ガラシャ』を聴き、感銘をうけ、ガラシャの屋敷跡に建つ教会に行ってみました
細川ガラシャ略歴(三浦綾子の同名小説より)
1563年 1才 明智光秀の3女 玉子
1578年 15才 細川忠興と結婚
1582年 20才 光秀本能寺にて信長を討つ
夫忠興により宮津に幽閉
1584年 23才 豊臣秀吉により幽閉を解かれ大阪城下の屋敷にすまう
1587年 25才 自宅で洗礼をうけ ガラシャとなる
1600年 37才 石田三成より人質となり大阪城に移ることを要求されるが、これを拒み、自分はキリシタンであるので自殺は許されず、家臣に殺させ、屋敷に火を放つ。玉造教会はその屋敷跡に建つ
教会内部正面に巨大なマリア像
側面に聖人のステンドグラス像 木彫彫刻が配置された立派な教会です
(図は、大阪カテドラル聖マリア大聖堂:カトリック玉造教会カタログより引用)
聖堂正面の壁画
約7m四方
(堂本印象画伯作)
まさに日本人の描いたマリア像です
細川ガラシャ像
信者である彫刻家が作ったとのことで、装飾を極力おさえシンプルで美しい
細川ガラシャ辞世の句
散りぬべく 時知りてこそ
世の中の
花も花なれ 人も人なれ
訳
花は美しく咲きそして散っていくように
自分も夫忠興が自由に戦えるよう役割を果たした
今はこの世を去る時が来た