2026年7月13日
寿老人
七福神もいよいよ最後の寿老人となりました
寿老人は白いひげをたくわえ、不老長寿の桃を持ち、杖をつき、長寿の象徴である白い鹿を従えています
中国の山奥で道教の修行をする仙人です
日本には江戸時代に伝わり七福神の一柱となりました
道教とは紀元前2世紀ごろ生まれた思想で「道たお」が基本的な考えです
「たお」とは「無為自然」である
人は生まれながらにしてその運命が定められているというのです
それは何もしないことではなく 道筋を常に正しながら生きることです
木には木の木目があるように木目に逆らって切ろうとすれば力が要り、しかも美しくない
力を込めずに自然のまま生きなさいというのである
これは釈迦の仏教(4諦)、禅(只管打坐)とも共通した考え方である
日本には道教の教えに基ずくものが沢山あります
魏志倭人伝の卑弥呼の鬼道とは道教である
古墳から出る鏡には道教の神様(太上老君、西王母等)霊獣(竜、麒麟等)がいます
風水
藤原京、平城京、平安京は道教の思想「風水」に基づいてつくられています
北→高い山 玄武
南→開けた平地 朱雀
東→流れ川 青竜
西→台地 白虎
五行説
道教では万物は5つの元素から成り立っているといいます
即ち木(緑色)、火(赤色)、土(黄色)、金(金色)、水(黒)
このうち黄色は中国の皇帝の着物の色です
また日本の天皇は黄色がかった茶色(黄櫨染 = こうろぜん)の着物を着ています そこには桐竹鳳凰麒麟紋が施されています
毎年11月には干支を作りますが干支も道教由来です 又おみくじも道教由来です
このように色々の文化に道教由来のものがあります
しかし一方では道士徐福のように不老不死の仙薬を求め多くの少年、少女と多くの技術者をつれ東へ船出し帰らなかった道士もいます
道教の多くの矛盾の一つです
徐福がめざしたのは日本です
日本には徐福伝説が多く残っています 日本は桃源郷だったのかもしれません
出来るだけシンプルに自然を感じさせるようにしました
帽子の形、杖、道士の着物は黄色です、千五百年生きた白い鹿
巻向遺跡から沢山の桃の種がかたまって発見されています
徐福が持ってきたのでしょうか?
耳たぶは大きく作りました
台は余り加工せずのこぎりで切りかんなをかけただけとしました
耳たぶは大きく作りました
台は余り加工せずのこぎりで切りかんなをかけただけとしました